大井川鐵道井川線の旅
大井川鐵道本線は東海道本線金谷から大井川に沿って千頭までですが、千頭からさらに井川線が終点の井川まで通じています。この井川線は線路幅こそ本線と同じですが、単線非電化で、軽便鉄道のようなミニサイズの客車がディーゼル機関車に引かれたり推されたりして走ります。沿線人口は少なく、大井川の上流に沿い、元はといえばダム建設の資材輸送だったそうで、富山県の黒部峡谷鉄道にも共通するところがありそうです。最大のハイライトは途中に90パーミルという日本の鉄道最急勾配があることで、この区間にはアプト式電気機関車が補機として連結されます。以前からこのような区間があったわけではなく、沿線に長島ダム建設が決まり、それまでの路線がダム湖に水没してしまうためにこのような急勾配路線になったそうです。そのため井川線には「南アルプスあぷとライン」という愛称があります。 2013年2月記
井川線の列車はDD20形ディーゼル機関車が客車を引いたり推したりします。(2008年7月22日 千頭) 2013年2月記 DD20形は前面に形式の数字の入っているのとそうでないのがあるようです。(2008年7月22日 千頭) 2013年2月記 DD20形の引く井川線列車の背後には、これから向かう山が迫ります。(2008年7月22日 千頭) 2013年2月記
DD20形の推す客車側の先頭車のヘッドマークには「関の沢」とあります。(2008年7月22日 千頭) 2013年2月記 こちらのヘッドマークには「南アルプスあぷとtライン」とあります。(2008年7月22日 千頭) 2013年2月記 井川線の列車は千頭駅の端っこのホームから出ます。(2008年7月22日 千頭) 2013年2月記
井川線も線路幅は本線と同じなのですが、車両は軽便鉄道の雰囲気です。(2008年7月22日 千頭) 2013年2月記 千頭駅の端っこが井川線の車庫といった作りで、模型のレイアウトのようです。(2008年7月22日 千頭) 2013年2月記 井川線の客車はミニサイズで、貫通ドアもありません。(2008年7月22日 千頭) 2013年2月記
DD20形の引く井川線の列車、機関車の次にオープンデッキ付き車両が。(2008年7月22日 千頭) 2013年2月記 DD20形。車両の半分がオープンデッキになった車両があります。(2008年7月22日 千頭) 2013年2月記 DD20形。反対側が運転台付きの客車で、反対方向に走るときはここで後部の機関車を操作します。(2008年7月22日 千頭) 2013年2月記
DD20形の推す井川線の列車は千頭を出るとすぐに大井川に沿って走ります。(2008年7月22日 千頭) 2013年2月記 DD20形の推す井川線の列車。大井川は河川敷は広いですが意外に水量は少なめでした。(2008年7月22日 千頭) 2013年2月記 DD20形。やっぱり乗るならこのオープンデッキ付き車両です。(2008年7月22日 千頭) 2013年2月記
車内はミニサイズなので2人−1人の配置でした。(2008年7月22日) 2013年2月記 井川線車内より。大井川に架かる吊り橋をくぐります。(2008年7月22日 川根両国〜沢間) 2013年2月記 井川線車内より。ちょっと渡ってみたくなる吊り橋でした。(2008年7月22日 川根両国〜沢間) 2013年2月記
井川線は大井川の支流を渡ります。(2008年7月22日 沢間〜土本) 2013年2月記 オープンデッキ部分はこんな座席配置でした。完全にベンチです。(2008年7月22日 沢間〜土本) 2013年2月記 井川線は自然の中を快走、オープンデッキ車両はとにかく爽快です。(2008年7月22日 土本〜川根小山) 2013年2月記
DD20形に推された井川線の列車は山肌にへばり付くように進みます。(2008年7月22日 土本〜川根小山) 2013年2月記 井川線車内より。車窓にはずっと大井川が寄り添います。(2008年7月22日 土本〜川根小山) 2013年2月記 井川線車内より。集落があると大抵お茶畑もあります。(2008年7月22日 川根小山〜奥泉) 2013年2月記
単線なのでところどころでDD20形の引く列車と交換。(2008年7月22日 奥泉) 2013年2月記 井川線車内より。大井川に架かる橋が見えてきました。(2008年7月22日 奥泉〜アプトいちしろ) 2013年2月記 井川線の列車は山肌の僅かなスペースをカーブの連続で進みます。(2008年7月22日 奥泉〜アプトいちしろ) 2013年2月記
井川線の列車が林の中を軽快に進みます。(2008年7月22日 奥泉〜アプトいちしろ) 2013年2月記 井川線は短いトンネルをいくつも越えて山奥へと分け入ります。(2008年7月22日 奥泉〜アプトいちしろ) 2013年2月記 大井川もかなり「上流」といった雰囲気になってきました。(2008年7月22日 奥泉〜アプトいちしろ) 2013年2月記
DD20形に推される井川線列車、ここで電気機関車が最後部に連結されます。(2008年7月22日 アプトいちしろ) 2013年2月記 すでにレール間にはギアに噛むラックレールが施設されています。(2008年7月22日 アプトいちしろ) 2013年2月記 ED90形電気機関車を最後部に連結、いや〜この機関車は大きいです。車両の背の高さの違いに注目!(2008年7月22日 アプトいちしろ) 2013年2月記
ED90形の側面にはこんなマークが。解り易い図案です。(2008年7月22日 アプトいちしろ) 2013年2月記 アプトいちしろを出てアプト区間に入ると早速こんな急な登り勾配です。(2008年7月22日 アプトいちしろ〜長島ダム) 2013年2月記 ED90形電気機関車に推された列車は、急勾配のまますぐにトンネルに入ります。(2008年7月22日 アプトいちしろ〜長島ダム) 2013年2月記
トンネルを出るとすでに川の水面からかなり高いところを走っていました。(2008年7月22日 アプトいちしろ〜長島ダム) 2013年2月記 アプト区間に入ると景色それまでとかなり変わります。(2008年7月22日 アプトいちしろ〜長島ダム) 2013年2月記 かなり高度を上げてきたというのが車窓からも実感できます。(2008年7月22日 アプトいちしろ〜長島ダム) 2013年2月記
ED90形電気機関車に推し上げられた列車は、まだまだ登ります。(2008年7月22日 アプトいちしろ〜長島ダム) 2013年2月記 もう大井川の水面がはるか下方になってしまいました。(2008年7月22日 アプトいちしろ〜長島ダム) 2013年2月記 すると長島ダムが見えてきました。なるほどこのダム湖の上部まで登らなければならないのですね!(2008年7月22日 アプトいちしろ〜長島ダム) 2013年2月記
長島ダムの駅にはすでに反対方向の列車が待っていました。(2008年7月22日 長島ダム) 2013年2月記 DD20形の引く反対方向の列車、「いかわ」のヘッドマーク付きです。(2008年7月22日 長島ダム) 2013年2月記 ここまで列車を推し上げてきたED90形はすぐに解結されて逆方向の列車の先頭に付け替えです。(2008年7月22日 長島ダム) 2013年2月記
左が井川行き、右が千頭行きで、千頭行きの最前部にこれから電気機関車を連結。(2008年7月22日 長島ダム) 2013年2月記 ED90形電気機関車を最前部に連結した千頭行き。大きい!(2008年7月22日 長島ダム) 2013年2月記 電気機関車とディーゼル機関車ではこれだけの背の違いがあります。(2008年7月22日 長島ダム) 2013年2月記
長島ダム駅の前はすぐ長島ダム。ダム湖には噴水が出てました。(2008年7月22日 長島ダム) 2013年2月記 その噴水はいろいろに形を変えます。虹まで出ていました。(2008年7月22日 長島ダム) 2013年2月記 ただしこの噴水ショー、見物客は私一人しかいませんでしたが。(2008年7月22日 長島ダム) 2013年2月記
アプト区間の終点は長島ダム駅、立派な駅舎ですが無人駅でした。(2008年7月22日 長島ダム) 2013年2月記 ED90形に支えられて90パーミルという急勾配を下ります。(2008年7月22日 長島ダム) 2013年2月記 DD20形の引く井川線の列車が井川からやってきました。(2008年7月22日 長島ダム) 2013年2月記
DD20形の引く井川線。ここで最前部に補機の電気機関車を連結。(2008年7月22日 長島ダム) 2013年2月記 アプト式のED90形電気機関車が近付いてきました。これから連結。(2008年7月22日 長島ダム) 2013年2月記 ガチャン!ED90形電気機関車が最前部に連結されました。(2008年7月22日 長島ダム) 2013年2月記
機関車は2両ですが、客車もミニサイズの車両3両しかありません。(2008年7月22日 長島ダム) 2013年2月記 ED90形電気機関車に身を任せて、いざ下り坂に入ります。(2008年7月22日 アプトいちしろ〜長島ダム) 2013年2月記 ED90形電気機関車を先頭に下り坂へ、これは落石除けでしょうか?(2008年7月22日 アプトいちしろ〜長島ダム) 2013年2月記
ED90形電気機関車が慎重に急勾配を下ります。坂は上るより降るほうが難しいのだそうです。(2008年7月22日 アプトいちしろ〜長島ダム) 2013年2月記 アプトいちしろから見た線路。駅を出るとすぐに上り急勾配になっています。(2008年7月22日 アプトいちしろ) 2013年2月記 奥泉でDD20形の引く井川行き列車と交換です。(2008年7月22日 奥泉) 2013年2月記
DD20形の引く井川線列車は快調に身をくねらせながら山を下ります。(2008年7月22日 川根小山〜奥泉) 2013年2月記 DD20形の引く井川線列車が、大井川の支流の鉄橋まで戻ってきました。(2008年7月22日 沢間〜土本) 2013年2月記 DD20形の引く井川線列車、この列車にはヘッドマークはありませんでした。(2008年7月22日 千頭) 2013年2月記
DD20形の引く井川線列車。(2001年7月20日 千頭) 2022年9月記  DD20形の引く井川線列車の客車側。下り列車は推進運転。(2001年7月20日 千頭) 2022年9月記   井川線に乗って千頭から奥泉へ向かっています。(2001年7月20日) 2022年9月記  
DD20形の引く井川線列車。(2001年7月20日 奥泉) 2022年9月記   寸又峡温泉に井川線の古い車両を展示? (2001年7月21日) 2022年9月記    井川線の井川行きが急勾配を登ってきました。これに乗ります。(2001年7月22日 長島ダム) 2022年9月記
井川線の井川行きに乗って長島ダムから井川へ向かっています。(2001年7月22日) 2022年9月記  井川線の井川行きに乗って長島ダムから井川へ到着。(2001年7月22日) 2022年9月記   井川線の終点、井川駅。(2001年7月22日 井川) 2022年9月記  
井川線の終点、井川駅のすぐ前は人造湖。(2001年7月22日 井川) 2022年9月記    井川線の終点、井川駅にはレンタサイクル。料金は勝手に備え付けの箱に入れるようです。(2001年7月22日 井川) 2022年9月記